まずは届けていきたい顧客像の解像度を高めるためのディスカッションを実施しました。そこから得られた情報をFRACTAにて視覚化し、さらに議論を重ねていきました。 ペルソナの設定にあたり、作成においては公平性を保つためLINEリサーチにてアンケートを行い、第三者からの目線を取り入れています。
ブランドコンセプトに沿ってビジュアルコミュニケーションの軸となるキーワードを設定。ワクワク感や幸福感という方向性がみえてきたため、ビジュアルを通して気分の高揚をもたらすべく、どの要素の表現においても高い温度感でのアプローチとしています。
サイトでは商品の検索性を高めるために、どの要素が検索時に重視されているのかを調査して検索軸を固めていきました。同時に、ブランド内部での運用しやすさを考慮したテーマやサイト設計をご提案しています。
ブランド内部でサイトを運用いただく中で出てきたユーザーにとって使いやすいサイトを実現するための改善点を、運用担当者へ対処法をレクチャーしながら修正していきました。
改善提案を行う際には弊社内でユーザーテストを実施し、ユーザー動線を考慮して設計しました。ユーザーテストについては今後ブランドでも実施できるよう実施内容を共有しています。また、サイトの使いやすさに加えて、About
ページを中心に訴求していた商品特徴を各種ページにも反映することをご提案し、各経路からきたユーザーにも商品の魅力が伝わるよう改善しました。
デザイン面では、商品検索ではカラーの絞り込みに時計のアイコンを使用するなど、ブランドの遊び心を細部で表現するご提案をしています。また、ブランドカラーの赤を中心にデザインしていた既存サイトから、リニューアルではボタンなどのポイントとしカラーを置くことで、さらに商品を引き立たせるような配色へ変更しています。