まず、オフィス訪問やヒアリングを行い、現状の顧客・自社・競合のイメージ整理や商品特性の理解を深めました。医療領域をルーツとした製品力により、ユーザーからはZAMSTに対して「メディカル」「効果が高い」といったイメージを持たれていることから、サイト上でもブランド独自性として「医療」と「スポーツ」の融合を訴求していく方針を定めました。またリニューアル前のサイトを分析し、情報量が多いことから欲しい情報や製品に辿り着けていないといった仮説を立て、シンプルで洗練されたインターフェースと、 医療をベースとした製品力が信頼されているZAMSTだからこそ、医療視点で一人ひとりの悩みや症状に寄り添うサイトコンテンツの実装を目指しました。
医療メーカーとしての知見に加え、ユーザーテストで検証を重ねながら商品開発を行ってきた信頼性を反映させるコンテンツ案をいくつか提案しました。 既に存在した診断コンテンツでは、体のケアがパフォーマンスを左右する重要な要素だからこそ、トップアスリートやスポーツ活動者一人ひとりの異なる悩みや症状にフィットした商品提案が重要と考え、より商品の理解度を高め、納得感を醸成させるようなデザインを再検討しました。
医療の現場で培った知識と技術をベースとした製品で多くのアスリートを支援してきた同社だからこそ、サイト上での「らしさ」の表現に「活動的」「信頼性」「知性」といった要素は必要不可欠でした。敢えて余白を多めに作ったり、動きは見えるが落ち着きのある表現を目指しました。
競技での着用シーンを想起させるため、アスリートによるリアリティを追求した撮影ディレクションを行いました。実際のプレイシーンを切り取ることで、製品の訴求とアスリートの躍動感を両立させる、絶妙な構図を作り出しています。
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Tags:クリエイティブ開発 / ブランドグロース
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Date:2023.02-2023.07
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