ブランドが描く未来を解像度高く理解するため、ヒアリングとディスカッションを重ねていきました。その中で、ADOORLINKという企業名に込められた「未来につながるドア」「ビジネスにつながるドア」「企業と企業がつながるドア」あらゆるドアをリンクさせていくことで、可能性を広げ、大きな価値を創っていくんだという意思と、サステナブルという一見理想的に見えるものを流行に終わらせるのではなく、ビジネスとして昇華させて未来永劫継続させるという覚悟を感じました。 そして、サステナビリティという言葉がトレンド的に扱われてしまう世の中において、ブランドが永続的に続くことが一番本質的なサステナビリティであること。環境・人員・ビジネス全方位に対してサステナビリティにつながるアクションを積み重ねることが持続可能性のあることだと私たちは捉えました。これまで以上のサステナビリティを求めることや極めることより、今まで積み重ねてきたアクションや事実に立ち返り、また積み重ねる覚悟を表すため、時間の経過で全体を表現することを考えました。
社名にもあるドアからつながる未来やビジネス、企業と企業などあらゆるドアを「どんなふうに」見据えるか。Beyond the Door(ドアの向こうへ)をタグラインにしました。TOPのドアが循環するように、「私たちの考え」での表示ではタグラインも循環するように表現しています。
コーポレートサイトでは、1つの扉から様々な可能性につながる様子を表すため「ドア」をモチーフに採用。TOPではドアが自動で循環するよう表現しています。 また、訪れる人のタイムゾーンごとの時間に合わせて空の色が変化する仕組みを取り入れ、今この瞬間という「時」を感じさせる工夫をしています。また空の色の変化に合わせて、太陽の位置、月の位置や満ち欠けの変化、ダークモードへの変更も実装。積み重ねていく時間が新しい歴史を創っていくという思いを込め、ADOORLINKの設立から現在までの時間も表示しています。
今この瞬間の「時間」を大切にするADOORLINKのコーポレートサイトにおいて、更新され続けていることは必要不可欠です。画像やテキストの微調整、ニュースの更新など、スピード感をもって動いていくブランドの姿勢に合わせ、頻繁に更新を続けて行くことができるようにレクチャー並びに資料の提供を実施しました。