ブランドから広がる、暮らしに根づく文化。〜新たな自分らしさとの出会い〜

ブランドから広がる、暮らしに根づく文化。〜新たな自分らしさとの出会い〜

こんにちは。FRACTAのCSV局の花沢です。

この記事は「Feedforce Group Advent Calendar 2023(https://adventar.org/calendars/9038)」の12日目の記事です。11日目は株式会社フィードフォースのAtsushi Oyanagiさんによるデザインチームの「デザイン原則」を作った話」でした。まだお読みになっていない方はぜひこちらから読んでみてくださいね◎

私からは、所属するFRACTAが今年の9月に開催した体験型イベント「文化商店」を通じて、我が家に新たな文化が根づいた話をしたいと思います。

まず文化商店がどんなイベントだったのかという説明をざっくりさせていただくと、個性豊かなお店が集い、人々が楽しくお買い物できる、体験型のお買い物イベントです。とてもざっくりですが。

https://bunka-shoten.com/

「未来の文化を売り買いする」をテーマに、未来のためにブランドや商品を通して取り組みを行っているお店に集まっていただきました。“未来のために”というと抽象的ですが、ここでは多様性や自然環境への寄与、国内生産量やQOLの向上など、良いものを残す、後世へ繋いでいくことを目指して行動していることと定義しています。

当日は全26ものお店が集結し、多くの来場者にもお越しいただいて、たくさんの交流が生まれました。

私は運営スタッフでしたが、買い物好きなので休憩時間にはブースに繰り出し、各々こだわりの商品やサービスをもつお店でスタッフさんから直接話を聞いて購入するお買い物体験のすばらしさを体感していました。でも、文化商店のお買い物体験の本当のすばらしさを知ることになったのは、購入した商品を自宅に持ち帰って使い始めてからでした。

購入品から我が家に芽生えた文化

今回のイベントでは、FERMENSTATIONさんの「青森りんごで作ったエタノールディフューザー」と、hibiさんのお香スティック「レギュラーボックス(マット付)」を購入していました。(それ以外にも食品系も買っていたのですが、一人であっという間に食べてしまったので共有できず…)

青森りんごで作ったエタノールディフューザー

https://fermenstation.co.jp/collabo/products_musubi/

ディフューザーは玄関に置き、お香スティックは気分を変えたいときや夜のリラックスしたいタイミングで使用していました。ディフューザーは来客のあるたびに良い香りがすると言ってもらえて、りんごからつくられているんだよとひと会話するきっかけにもなりました。(ほんのり自然な甘みを感じられる香りで消臭効果もバツグンなので、玄関などに置くのがとてもおすすめ。)

hibi 10minute aroma

https://hibi-jp.com/product.php


今回はいくつか購入した中でも、hibiさんの商品が我が家の文化へと発展することとなりました。

hibiさんのお香スティックは、夜に私が焚いていたら夫が気に入り、自分でもつけるように。香水では得られない、煙とともにふんわりと漂う独特の香りがなんともリラックスできるアイテムで、夫婦で魅入られました。

hibiさんのお香を使うようになってから、夫がもっと他の香りも試してみたいというリクエストをくれたので、近場の無印で発見したお香を3種類ほど購入。hibiさんのお香を使い終えてからは無印のお香をその日の気分によって焚くのがここ2ヶ月の我が家のルーティーンです。購入したのはお香でしたが、一日の終わりのリラックスタイムを手に入れることができました。

夫はこれまで香りものにほとんど興味を示さなかったので、一人の人間の生活に大きな影響を与えるモノの力を改めて実感しましたし、生活に新しいルーティーン、新しい文化が根づいたことを目の当たりにして、文化商店は改めて意義深いイベントだったなと思いました。

ブランドがもたらす暮らしの豊かさ

私は買い物が好きだと前述したのですが、それは自分が好きなものを身の回りにおくことで、自分らしい理想の暮らしに近づくのが楽しい、というのが理由でした。でも夫の姿をみたときに、自分のこれまでにない新しい好きが見つかるのもまた買い物の楽しさなのだと気づきました。

世の中にはたくさんのブランドが生まれていますが、良いものをつくりたい・届けたいという想いと、それが反映された商品やサービスをもつブランドこそが人の心を動かし、暮らしの豊かさをもたらし、文化へと根づいていくのだと思いました。


hibiを展開する神戸マッチさんのマッチを使って火を灯すのも特別感があります

就活の軸を“インフラではなく人々の生活に楽しさをプラスオンできる仕事につくこと”と定めていた私がFRACTAに勤め、ブランドが誰かの生活をちょっと豊かにしてくれる、そんな文化を根付かせていけるブランドと関わったりときには生み出したりする仕事に携われている嬉しさ、誇らしさのようなものも感じられたできごとでした。


今はクリスマスシーズン。クリスマスにもらったりあげたりしたプレゼントが、あなたやその人の人生に根づいていく文化になっていったら、わくわくしますね。

余談ですが、夫はその後、10年以上はつけていなかった香水の購入を検討しはじめ、香りの文化にどっぷりはまっていきそうです。


明日の Feedforce Group Advent Calendarは、pokotyamuさんです!グループ会社であるFRACTAにも今回アドベントカレンダーのお誘いをしてくださったpokotyamuさんが書かれる記事ということで楽しみです◎