こんにちは。新規事業開発室(文化商店運営メンバー)の狩野です。
FRACTAは初の試みとなるイベント「文化商店」を2023年9月16日(土)・17日(日)の2日間、原宿駅前のWITH HARAJUKUにて開催しました。 文化商店についての紹介はこちらよりご覧ください。
本記事では、文化商店の催しとして行われた「ワークショップ」の様子をお届けします!ワークショップは全6回を通してお届けして参ります。
文化商店の片鱗やそこで催された文化的体験を少しでも感じて頂ければと思いますので、連載的にお楽しみください。
「文化商店」とは?
文化商店は「まだ見ぬブランド、まだ見ぬ顧客と出会う商店。売り買いするのは、未来の文化。」をテーマに、ブランドを運営する方々との対話や商品購入などを通じて、これから先の未来のために続けている取り組みを体験できるイベントです。
老舗ブランドから、立ち上げ間も無い新進気鋭のブランドまで、総勢26ものブランドに出展いただきました。
会場は大きく3つに分かれ、商品が購入できるブースエリアと、シンボリックな取り組みを体験できるワークショップエリア、そして飲食を楽しむことができるバーカウンターをそれぞれ行き来しながら楽しむ催しです。
プラントベース食材で作る「ZENBラーメン」体験ワークショップ
今回お届けするワークショップレポートは、文化商店の1日目の1コマ目に実施された「プラントベース食材で作る「ZENBラーメン」体験ワークショップ」です!
文化商店にも出店頂いていたZENBさんが実施されたこのワークショップは、未来の食文化の可能性を探るような体験型のプログラムでした。
環境のために自身の健康のために注目度が高まる新たな食スタイル、プラントベースフード。健康的で美味しい未来の食事体験はどのようなものだったのでしょうか?
また、今回実施されたワークショップでは文化商店に出店しているブランドがサプライズとしてコラボレーション出演頂いていました。
まずは本ワークショップを実施された2ブランドのプロフィールをご覧ください!
ワークショップ実施ブランド|ZENB
ZENBは、植物を可能な限りまるごと使った食材で、おいしくてカラダにいい、人と社会と地球の健康に貢献する、未来に向けたウェルビーイングな食生活を提案するブランドです。野菜や豆、穀物といった植物のおいしさと栄養を、可能な限りぜんぶ閉じ込めました。動物性原料や添加物に頼らない味づくりで、素材そのもののおいしさを活かしています。小麦や米よりもヘルシーで地球にもやさしい黄えんどう豆を使った「ZENBヌードル」「ZENBマメロニ」「ZENBミール」「ZENBチップス」や、普段食べずに捨ててしまう芯や皮まで、まるごと野菜を使った「ZENBペースト」「ZENBスティック」「ZENBカレー」「ZENBスープ」などを販売しています。
ブランドサイト:https://zenb.jp
コラボレーションブランド |ALL GREEN
ALL GREENは緑茶の茶葉が持つ“野菜と同等以上の栄養”に着目した、新しいカタチの緑茶です。美味しさを損なわず、緑茶を丸ごと粉砕することで栄養が摂れるアイデアを商品化。厳選したシングルオリジン・ティーの味わいをまるごと楽しみながら、日々の野菜不足の不安を解消できる、まったく新しい健康習慣を提供します。
ブランドサイト:https://all.green/
ZENBって何?
さて、ここから実際に行われたワークショップの様子をお伝えしたいと思います!
ワークショップの冒頭は「ZENB」というブランドの自己紹介から始まりました。「ZENB」という名称は「素材の皮や芯などまで、可能な限り余すことなくぜんぶ使う。おいしさと栄養を引き出す。」という食としてのおいしいだけではなく、ものづくりの背景も含めた食の網羅性である「ぜんぶ」からきているという紹介が入り、参加者の方々の理解の扉と共にワークショップの幕が開かれました。
冒頭には食品ブランドとしての「ZENB」の紹介だけではなく、「おいしい」も、「カラダにいい」も、「環境にやさしい」もぜんぶ叶えるというブランドとして描いていきたい食文化についてのメッセージをお伝えしていました。
ZENBというブランドが誕生した背景、食文化についてをお伝えしていくことで、ワークショップの体験がより深く豊かになるような準備運動のような時間です。
生活の中で目にするような食材についての思わぬ学びが展開され、参加者の方々は注意深くそのお話を聞き入っていました。
意外と難しい…野菜の栄養は宝箱クイズ!
冒頭のブランド紹介に続いて行われたのは「野菜の栄養は宝箱クイズ」です!
まさにワークショップならではの企画。参加型の体験の一つとして食の栄養価にまつわるクイズに、参加者の方々は少し楽しみなような緊張したような面持ちでお題を待ちます…!
お題は「かぼちゃ」。食物繊維がどれくらい含まれているでしょうか?というクイズです!
設けられた選択肢に向かい、各テーブルごとに楽しそうな相談(そして雑談)のささやき声が聞こえてきます。
参加された方々はテーブルごとに楽しそうに話し合い、思い思いの答えを挙手して答えられていました。
肝心のクイズの回答ですが…それはワークショップに参加された方のみぞ知る!ということで、今回のレポートではあえて伏せたいと思います。。(これが意外や難しい)
是非またの機会にZENBさんのワークショップでクイズに出会ってください!
クイズの答えには皆さん様々な感想やリアクションの声を漏らしており、その後の栄養価のお話にも興味が増したのか、みなさん更に注意深く話を聞き入っていました。
ゲストブランド「ALL GREEN」登場!
クイズの次に登場したのはコラボレーションブランド「ALL GREEN」です。
ブランドについては代表の吉原さん自らが自己紹介。
「溶ける茶葉」として余すことなくシングルオリジンの緑茶を楽しめ、栄養まで摂取できる商品が振る舞われました。ALL GREENもZENBと同じように食品をまるごと頂くという考え方を持ち、親和性のあるブランドです。参加者の方々も興味津々でALL GREENを愉しんでいました。
いざ、実食!
後半は参加者の方々も待ちに待った「実食」タイムです!
提供されたのは発売されたばかりの「ZENB RAMEN」。
実食に向けてワークショップの傍らでZENB RAMENに合う色とりどりトッピングも用意されていました。
開場と同時に気配を感じていた参加者の方々は待っていましたとばかりにトッピングの説明に耳を傾けます。
なんと、このトッピングもZENBの哲学に沿うようにビーガン食材で揃えられており、抜かりなくバラエティに富んだ食材が会場の体験を彩ります。
ZENBを知り、食についての学びの時間があったからこそ、実際の味や食べごたえに皆さん今か今かと期待が高まっているご様子。
配膳に並ぶみなさん興味津々。トッピングの選択に悩みながらも楽しむ様子が開場に満ちていきます。
悩み抜いて選んだZENB RAMEN with ビーガントッピングを座席に運ばれた皆さん。食欲をそそる卓上で思い出となる写真を収めます。
実食の際は、ZENBメンバーから商品についてのこだわりや、今回提供されたトッピング、ZENB RAMENについての説明も添えられ、ただ麺をすするだけではない奥行きのある体験が広がっていました。
実食の後には参加された方々ににワークショップの感想を頂いておりましたが、皆様一様に学びのみならず実際に自らが体感出来る実食を交えたからこそZENBの商品や食文化に理解が深まったという言葉を口にしておりました。
そして、何よりも贅沢な実食の体験の豊かさに感動を覚えられていた様子です(笑)
このような形で「プラントベース食材で作る「ZENBラーメン」体験ワークショップ」は学びあり、実食ありの充実の体験を提供する形で終了しました。
ZENBを知っていた方も知らなかった方も、今回のワークショップに参加された方々は体験を通じてブランドを知り、これからの食文化を知るきっかけに出会い、お腹だけではなく心まで満たされたのではないでしょうか。
ZENB、そしてALL GREENが描くこれからの食文化の未来に注目です!
参加した方々の声
ワークショップ後には参加いただいた方々にはアンケートも実施しています。
体験では美味しい料理に舌鼓を打つ声、食文化にまつわるお話を真剣な眼差しで見つめる方々の景色が広がっていたのですが、アンケートを通してその体験の豊かさや文化の片鱗を感じて頂けたことが伝わってきます。
何よりもアンケートに寄せられたメッセージはワークショップを開催されたブランドや文化商店としても催しの意義を感じ、また次に活かすための学びも多く頂戴しました。
折角ですので、その声一部抜粋して公開させて頂きます!
※公開許可を頂いたアンケートを掲載しております。
“おやさいのおいしかったこと!!
アイデアがすごい。
やっぱりめんに関してはラーメン…とはだまされないかなというかんじです。”“ラーメン1杯まるまるいただけるとは…
豆だけで出来ているとは思えないおいしさ。
トッピングもはなやかで参考にさせていただきます。”“黄えんどう豆100%でこんなにつるっとした麺ができるんだとおどろきました。
おいしかったです。”“商品は知っていましたがZENBの名前の意味は今日初めて知りました。
おいしてく体に良くて環境に優しい素晴らしい食品だと思いました。
実食ではトッピングがたくさんあって楽しかったです。
フォーのような感じなので女性には絶体ウケると思います。おいしかったです。”“プレゼンやクイズがおもしろかったです。Thanks
わかりやすい 楽しい!!☆
meet freeだと会えなくて寂しいからmeat freeだと良いです。
おいしくてトッピングも勉強になりました アボカドサルサ◎”“とても楽しくおいしかったです。
これからの商品も楽しみにしています。
カップラーメンのような物があるといいかな。”
後日談、ワークショップを経てブランドが得たコト
文化商店後にはワークショップ実施ブランドとコラボレーションブランドにも体験談をお聞きしました。
ブランドが直接来場者と触れ合うことで得たこと、ワークショップを実施する中で気づいたことは何だったのか・ブランド自身が文化に近づく為に試みたワークショップ経験談としてこちらも是非ご覧ください。
ワークショップ実施ブランド|ZENB
これまで商品を食べたことがない方にも食べて頂く機会となり、質のよい認知につながったと思います。
また、知っている人にもプラントベースフードや、ブランドのヒストリーについてお話することができ、ブランドの理解にもつながったと思います。
コラボレーションブランド |ALL GREEN
わたしたちALL GREENとZENBさんは、どちらもフードロスという課題に取り組んでいるブランドです。コラボを通じて、食品と飲み物を合わせた「食事全体でのフードロス・ゼロ」の未来像を描けたのではと、嬉しくなりました!貴重なコラボの機会をありがとうございました。
実商後記、文化商店に見た景色
余すことなく全部を頂く。
「プラントベース食材で作る「ZENBラーメン」体験ワークショップ」は、まさにこれからの時代の食文化を広げるような食の探究的な体験でした。
食の可能性、アレルギーフリーの選択肢、資源の有効活用。今回催されたワークショップは食としての美味しさだけではなく、私達の未来の生活を考える文化的な体験だったように思えます。
普段なら難しいと思ってしまうような事柄が優しく美味しく解きほぐされることで浸透していく。文化商店の運営としても、ワークショップは普段なら難しいと思ってしまうような未来や文化の話も身近に感じることのできる特別な場だということが再確認できました。
今回のワークショップに参加頂いた方々も、またこのレポートを読んでいただいている方々も、未来を紡いでいく食の可能性を感じて頂けましたら幸いです!
今回のレポートを通してZENBとALL GREENにご興味が沸いた方は、ぜひ以下より2ブランドの活動をご覧ください。
新主食 ZENB(ゼンブ)|https://zenb.jp/
ZENB初のアンテナショップ「ZENB STORE」が期間限定オープン! 11月9日(木)まで
ZENBでは、2023年10月26日(木)~11月9日(木)の15日間限定で代官山T‐SITE GARDEN GALLERY(東京都渋谷区猿楽町16-15)にて、初のアンテナショップ「ZENB STORE」をオープン中です!
「ZENB STORE」では、普段オンライン中心に販売するZENB商品をすべて購入できるだけでなく、累計販売食数1,300万食を突破した「ZENBヌードル」をはじめとし、ZENBの人気商品の試食を週替わりで提供されます。
ZENB STORE特設ページ:https://zenb.jp/pages/zenbstore2023
お近くにお越しの際はぜひ体験しに訪れてみてください!
ALL GREEN(オールグリーン)|https://all.green/