MIKATA株式会社

MIKATA株式会社

こんにちは。FRACTA広報の佐藤です。

長野県と EC業界に特化した情報サイト「ECのミカタ」を運営するMIKATA株式会社が11月12日(金)に共催した長野県内の事業者向けセミナーに、FRACTAプランナーの山下が登壇しました。

長野県のEC事業者を支援することを目的に、ECサイト運営のノウハウ強化のために開催される全5回のセミナーのうち、FRACTAは第4回目を担当。「EC運営のカギとなる自社ブランディングと顧客コミュニケーション」をテーマにお話ししました。

「ブランド」と「ブランディング」とは?

何気なく使う「ブランド」と「ブランディング」という言葉。「ブランド=高級なもの」「ブランディング=ロゴやパッケージをカッコいいものに変えること」という漠然としたイメージをお持ちのかたも多いのでは?

しかし、手頃な価格で食べられる牛丼から高級車までどんなビジネスにも「ブランド」は関係します。「安くて美味しい牛丼といえば○○」「日本の高級車といえば○○」と皆さんの頭の中には、それぞれイメージがあるはず。こうした頭の中に形作られるイメージを「ブランド」と呼び、「ブランド」を作りあげていく企業の活動を「ブランディング」と呼びます。

ブランディングとECサイトの関係

コロナ禍を経て、ECサイトの需要がますます高まる現在。競争が激化するなかで、「このECサイトは他と違って○○だよね」という肯定的なイメージを作ること(=ブランディング)がECが生き残るポイントになります。では、顧客の頭の中に、しっかりとイメージを作ってもらうにはどうすれば良いのでしょう?

自分らしさを考える

企業・ECサイトが自分たちのことをわかっていないと、「このブランドは何が伝えたいのだろう…?」と顧客の頭の中にもイメージが形成されない状態になってしまいます。そこで「自分たちらしさ」を考えていく上でのポイントがこちら。

しっかりと定めたWHY、WHAT、WHOが、どのようなサイトにしていくかの判断軸になります

ブランディングに紐づく顧客コミュニケーションとは

今回の講座では、顧客コミュニケーションをSNSや販促メールなど単体ではなく「あらゆる顧客接点で起こること=顧客コミュニケーション」として、より総合的に捉えてみました。

顧客コミュニケーションは、SNSや販促メールに限らず、サイトや広告、店舗などあらゆる手段があります。だからこそ重要なのは、一貫性です。ブランディングと顧客コミュニケーションに一貫性があることで、ブランドの世界が形作られ、顧客の頭のなかにもブランドイメージを形成することができるからです。

ますは最初のステップとして「自分たちらしさ」のベースとなる、WHY、WHAT、WHOをしっかり考え、定めることで、ブランディングへの一歩を踏み出してみましょう!

最後に

セミナーの終盤には以下のような質問が寄せられ、お答えしました。

Q. ブランディングを意識して施策を行なった際の結果は、どのような数字を見て判断するべきか?
A. ブランディングは直接的なマーケティングではないため、短期的には効果が見えづらい部分もあります。ですから施策を通じた直接的な効果計測というよりは、顧客数の増加やリピート顧客の増加など、EC全体の数字の結果を持って中長期的に判断いただく方がいいと考えています。

Q. 販売する商品の特性で新商品がない場合、どのようにアピールするのが良いか?
A. 既存の商品を継続的に打ち出していくことは、顧客の頭の中へのイメージ蓄積に繋がっていきますので、ブランディングに繋げていきやすいと考えています。既存の商品の価値も改めてWhy・What・Whoの視点から見直すことで、新たに打ち出せそうな方向性が見えてきたり、今の打ち出し方の課題が見えてきたり、といったことに繋がっていくかと思います。

FRACTAは、ブランドが自走するための最大の理解者であり、伴走者であり続けるために、全国の事業会社・教育機関に向けて、ブランディングやEコマースに関するナレッジを提供してまいります。講座開設にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひFRACTAまでお知らせください!ご連絡お待ちしてます◎

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