わたしを研究する「LaboMe®︎」ヒアリング会レポート

わたしを研究する「LaboMe®︎」ヒアリング会レポート

んにちは。CSV局 ナルトンです。

2023年4月26日に、女性向けウェルビーイングサービス/プロダクト「LaboMe®︎(ラボミー)」のFRACTA社内向けサービス説明会と質問・意見交換会がFRACTAにて行われました。


味の素株式会社の社内起業家育成プログラム「A-STARTERS」よりスタートしたサービス「LaboMe®︎」。

10年以上PMS(月経前症候群)に悩んできた考案者ご自身の体験をベースに、専門家が厳選したプロダクトと、信頼できる情報に出会えるコミュニティで、女性の心とからだのセルフケアを研究する会員制サブスクリプションサービスを提供しています。
LaboMe(ラボミー)公式サイト|セルフケアのサブスクリプションサービス(labo-me.jp)

FRACTAは「LaboMe®︎」ローンチに向けた支援に携わっており、これまでブランドを支援してきた実績のある弊社メンバーからユーザー視点でサービスに対して意見や提案をさせていただきたいという想いがありました。今回は「LaboMe®︎」考案者である橋氏からお声がけいただいたこともあり、この会が実現しました。
本記事では、当日の様子についてお届けします。

ウェルビーイングに生きられる社会を目指して

自身の経験がサービスの根幹になっている「LaboMe®︎」。まずはどういった経緯でサービスが誕生したのか、橋氏にお話しいただきました。

味の素株式会社 「LaboMe®」プロジェクトリーダー 橋 麻依子氏
自身や身近な人の経験から、「心とからだのゆらぎと共に生きる人が、ウェルビーイングに生きられる社会に向けて行動したい」という想いを抱き、セルフケアをつうじてウェルビーイングを支援する事業を立ち上げる。

橋氏:自分自身が学生時代からPMSに悩んでいて、特に私はイライラや落ち込みに悩んでいました。同時に自分の身近な人がメンタル不調で悩んでいたこともあって、どんな人にとっても心と体はゆらぎに満ちた、思い通りにいかないものだと思っています。それなのに、ゆらぎをコントロールしなくてはいけないと感じることは、果たしてウェルビーイングなのか、と悶々としていました。

そんな時、15年来の友人が「実は私もPMSで悩んでいたんだよね」と初めて教えてくれたんです。それまで1人で我慢してきたんだな…と知ったことをきっかけに、心とからだのゆらぎとともに生きる全ての人が、ウェルビーイングに生きられる社会を作りたい!と思い、新規事業創出プロジェクト「A-STARTERS」に応募しました。

否定するのではなく、ともに生きていく

自分自身(Me)を研究する(Labo)という意味の「LaboMe®︎」。ビジョンである「Selfcare for Selflove」には、自分らしい心・からだ・生き方、ウェルビーイングのあり方について一人ひとりが研究することに寄り添っていきたい、という想いが込められています。

橋氏:皆さん何か悩み事がある時、スマートフォンで一生懸命に情報を探した経験ってありませんか?私は、いろんな情報を検索して、信頼できる正しい情報や商品に出会うのに試行錯誤していました。

でもある時「もしかしたら、正解ってないんじゃないか」と気づいたんですね。人によって症状や体質もバラバラなのに、答えが一つなわけないな、と。
イライラするのってだめだ!とか、治さないと!と否定から入るのではなく、不調があっても幸せに生きられるような社会になっていけばいいな、と考えました。そのために、同じような悩みをもつ人たちが悩みを共有したり、対話によって気づきを得たりできる場所が必要だったんです。

月額制のサブスクサービス「LaboMe®︎」

「LaboMe®︎」は、毎月セルフケアプロダクトが体験できて、専門家や同じ悩みを抱えるユーザーと情報交換の場としてコミュニティにも参加できるサブスクリプションサービスです。月替わりのテーマに沿って、セルフケアの専門知識をもつ企業研究員が厳選したプロダクトが自宅に届きます。例えば「食」というテーマの月は、発酵食品に焦点を当てて甘酒をお届けしたり、「休む」がテーマの月は休み方にフォーカスして、森林浴を体感できるような香りのプロダクトをお届けしたり。様々なプロダクトを体験していただくことで、自分に合うものってなんだろうと探索することを目的としているのだそう。

コミュニティにも参加できるので、同じ悩みを持つ人同士で情報交換ができたり、オフラインでのイベントに参加できたりします。日頃なかなか打ち明けられないセンシティブな悩みだからこそ、こうして気軽に悩みを共有できる場があるのはとても素敵だなと感じます。

他にも、科学的根拠に基づく最新のセルフケア情報の発信や、管理栄養士や理学療養士など専門家に質問をすることもでき、自分が「ほしい!」と思った情報に簡単にアクセスできるところも魅力です。
橋氏はサービスについて「プロダクトを通した『探索』、コミュニティでの悩みや情報の『共有』、それらを『学ぶ』というサイクルを通して自分自身を研究していってほしい」と最後に仰っていました。

会の後半では、参加者であるFRACTA女性メンバーの自己紹介や、自身の体験の共有のほか、「こんなコミュニティ・コンテンツがあったらいいな」といった意見交換も行われました。

PMSや生理について悩んでいたり、人には言いづらい悩みをどのようにサービスに展開していくのか興味があったり、今後のブランド支援の参考にしたいという思いがあったり…と参加のきっかけはメンバー様々でしたが、会の終了後に感想を聞くと

「PMS=デリケートな話題というイメージがあり、どんな感じの会になるだろう…とやや構えていた自分がいましたが、皆さんそれぞれの悩みをお聞きすることもでき、自分自身のPMSに対する理解も深まったように感じた」

「今まで当たり前のように生理に向き合っていたけれど、意外と孤独に戦っていたのかもしれないと気づくと同時に、こんなに辛いのは私だけかもしれないという不安が少し解消された」

という学びや共感を得られたようでした。

まとめ

私も長年PMSに悩んでおり、今回は一ユーザー視点で参加させていただきました。だからこそ橋氏がご自身や身近な人の経験をもとに「LaboMe®︎」を作られたという経緯や、ウェルビーイングに対する考えには終始共感ばかりで、治す・克服するということを目的にしがちだった私ですが、まずは受け止めることが大事なのかもしれない、と気持ちに大きな変化が生まれた時間になりました。

また、FRACTAからは自身の経験や、これまでのブランド支援での知見をもとに「どんなコミュニティ・イベントなら参加したいと思うか」「こんなコンテンツがあるとよさそう」といった、サービスに対する気づきを共有し、より良いサービスに向けての意見交換も行いました。

会終了後も橋氏と参加メンバーで話が盛り上がっていました。

「LaboMe®︎」は2023年7月10日にローンチしました。生理やPMSなど、人にはなかなか言えない悩みや不調を抱えている方へ。
リリース記念で、8月は無料で体験できるキャンペーンを実施しています。ぜひお試しください!

「LaboMe®︎」公式サイト https://labo-me.jp/
プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000125286.html