こんにちは! FRACTAのResearch & Implementation(RI)局です。
2月はShopify Editions 2023 winterの発表もあり、内容が盛りだくさんでしたね!
今月も引き続き、Shopify ChangelogのUpdateをご紹介いたします。
(本記事で対象としているChangelogは、“日本国内で展開するマーチャントに対し影響があるもの”をターゲットとしています。)
◎Shopify Changelogとは?
EコマースプラットフォームShopifyに関する、機能更新を発信している情報タイムラインです。
早速、2023年3月にどのような更新があったか、見ていきましょう!
日本国内で展開するShopify Storeに影響のあるUpdateは以下の通りです。
[2023/03/01]
フルフィルメント保留オブジェクトにholdByフィールド追加
2023年4月に、注文のフルフィルメントで保留になったオブジェクトに対するAPIがリリースされます。これにより、フルフィルメントアプリはどの注文をリリースするかなど、より細かくコントロールできるようになります。
[2023/03/02]
オンラインストアエディターのリッチテキスト機能の改良
オンラインストアのカスタマイズエディター内のリッチテキスト設定に「順序付きリスト」と「見出し」が追加されました。
[2023/03/07]
配送とマーケット機能で、販売先の国や地域をより簡単に把握
特定の国や地域で販売をするには、有効なマーケットに含める必要があります。
「マーケット」設定で “非アクティブ” となっている国は、「配送と配達」設定で配送エリアに含まれていたとしても、その国の顧客は注文ができないので注意が必要です。
[2023/03/09]
マーケティングレポートにクロスデバイスデータの表示を開始
2023年3月1日より、すべてのオンラインストアデータにクロスデバイスの情報が管理画面の「マーケティング」に表示されるようになり、顧客の購入までの行動をさらに詳しく把握できるようになりました。
[2023/03/09]〈Shopify Plus〉
B2B向けの保存済みクレジットカード
Shopifyペイメントを使用してのみ、顧客はクレジットカード情報を安全に保存・編集できるようになりました。マーチャントは保留中の支払いがある注文について、保存されたクレジットカードに手動で請求したり、ロケーションに保存されたカード情報を削除したりすることができます。
※現在、保存されたクレジットカードは「注文」でのみ利用できます。下書き注文と下書きへのチェックアウトのサポートは、2023年4月に予定されています。
[2023/03/13]
GoogleチャネルアプリよりGoogleアナリティクス4の利用開始
ShopifyのGoogleチャネルアプリからGoogleアナリティクス4が利用できるようになりました。これにより、強化されたリアルタイムのマルチチャネル測定とプライバシーコントロールをアップグレードして利用することができます。
[2023/03/15]
ProductInput オブジェクトの redirectNewHandle フィールドからデフォルト値を削除
ProductInput.redirectNewHandle とは商品を作成する際に使用されるパラメータの1つで、ProductInput とは商品の作成に必要な入力フィールドを指定するオブジェクトです。
[2023/03/17]
API バージョン 2022-04 のサポートが2023年6月30日まで延長
2023年6月30日までにAPIバージョン2022-10以降に移行する必要があります。移行しない場合、2023年6月30日以降は意図した通りには機能しなくなりますので注意が必要です。
[2023/03/17]
配送プロファイルとチェックアウトの改善
配送プロファイルで設定したロケーション以外の場所から顧客がチェックアウトしようとしてもチェックアウトが中断されず、Shopifyが発送できない商品を特定、カートからそれらを自動で削除し、発送できる商品の注文を続けることができるようになりました。
[2023/03/20]
POSの新しいナビゲーションメニューバー
注文管理、商品管理、顧客管理、その他など、メニューバーのレイアウトが新しくなり、アクセスしやすくなりました。
[2023/03/20]
POSの割引表示の改善
ディスカウント(割引)に関する表示が改善され、チェックアウトプロセス中にスタッフが割引の詳細に簡単にアクセス、適用、表示ができるようになりました。
[2023/03/23]
Shopify管理画面にショップ販売チャネル追加
Shopチャネルを使用して、Shopアプリ上のブランドプレゼンスの管理ができるようになりました。
3月のUpdateの中でRI局が一番着目したのは、こちらです。
[2023/03/09]
マーケティングレポートにクロスデバイスデータの表示を開始
デジタルマーケティングに便利な機能が新たに追加されましたね! 購入経路をより詳しく把握することで求められているサービスも提供でき、より一層ECサイトの活用も柔軟になりそうです。
今回のChangelogの記事はいかがでしたでしょうか?
日々機能改善や新規機能のリリースが行われるShopify、これからも変化に注目していきます!
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